2012/12/04

「ワンタメ ミュージックチャンネル」なぜ筐体を売ってもらえたか?

今日はワンタメの筐体をどうして譲ってもらう事ができたか?について、お話ししたいと思います。

通常、こういったゲームセンターなどに置かれているキッズカードゲーム機は、
メーカーが筐体を設置したいお店に無料でレンタルしていて、
払い出し用のカードだけお店に有料で仕入れてもらい、
メーカーはカードの販売で収益を上げるというビジネスモデルになってます。

このビジネスモデルは2003年1月に登場して、その後社会現象になった
セガ社の「甲虫王者ムシキング」で初めて考案され、
その後、似たようなゲーム機で子供向けカードゲーム機に参入した各社も、
基本的にセガと同じ販売方法を採っています。
(ちなみに、「ムシキングの筐体をセガから借りたい」という場合は、
セガの物流子会社のセガ・ロジスティクスサービスという会社に問い合わせれば、
レンタルしてもらう事が出来ていました)

筐体は全てレンタルなので、売り上げが悪くて撤去したり、
何年か経って人気が落ちてサービスが終了すると、メーカーが全ての筐体を回収します。
なので、基本的には筐体が一般人の手に渡る事は今まで一切ありませんでした。

ただ、一つだけ例外があったのが、カプコンの「ワンタメ ミュージックチャンネル」です。

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ワンタメは稼動終了後2年以上が過ぎて、公式ホームページが削除されてしまった現在でも、
未だに現役で稼動しているお店があります。
これはどういう事なのか?と気になって(株)カプコンに問い合わせてみると、

「お店の方から、サービス終了後もひっそりと継続して売って行きたいという要望があり、
そういったお店には筐体をお譲りさせて頂きました。
当社が所有しレンタルしていた筐体については、全て回収を完了しておりますので、
今稼動している物に関しては、全て店舗様にお譲りした筐体になります。」との回答でした。

筐体を店に譲ったという事は、その筐体を店から個人の客が売ってもらってもいいのか?と尋ねると、

「既に当社の手を離れておりますので、その辺はお客様の方でご自由にどうぞ(笑)」との回答。

そこで、県内でワンタメを稼動させていた某ゲームセンターのチェーンの本社をネットで調べて、
そこに電話してみました。

「御社で取り扱われている、カプコンの「ワンタメ ミュージックチャンネル」という中古機を
お譲り頂きたいのですが。先日、メーカーに問い合わせた所、補充カードも既に製造しておらず、
店舗のカード在庫が切れたら筐体は廃棄処分するしかない状況。
筐体は(株)カプコンから御社に所有権が移っていて、確認した所、譲って頂いても全く問題ないとの事。
私はこのゲーム機のカードのコレクターで、いずれ筐体を廃棄されるのであれば、
引き取って自宅で遊びたいので、ぜひその前に筐体をお譲り頂きたいのですが。」

こんな感じで話した記憶があります。
すると、しばらくしてその会社から折り返しの電話があり、
会社側としてもそんな状況で筐体を持っていてもメリットが少ないから安価で譲って頂けるという話になり、
あとは数日後に設置されているゲームセンターまでクルマで引き取りに行き、
本社から連絡を受けていた店長さんに筐体の買い取り代金を支払い、持って帰って自宅に搬入しました。
その際に筐体のカギやマニュアル類、ポップも全部まとめてお譲り頂くことが出来ました。

コメント欄にも先日書きましたが、アーケードゲームの筐体というのは取り扱いが非常に難しいです。
家庭用ゲーム機と違い、内部に触ると感電するような高圧電流の流れている部分が露出していたりで、
とてもじゃないですが、小さなお子様のいる家庭での購入はお勧め出来ません。
いらなくなって処分するにも、一般人には馴染みの薄い産業廃棄物処分場まで運搬して
有料で処分してもらわなければならず、取り扱いも容易ではありません。
おまけに、万一故障しても、恐らく個人の客へのアフターサービスはほとんど期待できません。

なので、メカに詳しい大人の方で、最後まで責任を持って筐体を管理できる方以外は
くれぐれも軽い気持ちで真似をしない様にお願いします。

私は元々ゲームマニアでアーケードゲームの基板や筐体を収集していた経験があり、
配線図を見ながらエッジコネクタのハンダ付けをするくらいの技術は昔から持っていましたので、
それで中古機を引き取って自宅で使う事が出来ているだけの話です。

(下の写真は私のアーケードゲーム基板コレクションから。
カプコンの対戦格闘ゲーム「ヴァンパイアハンター」のロム。当時、新品で12万円ほどで購入。
取扱説明書、インストラクションカード、POPまで現在も傷なく完品で揃ってます。)

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ムシキング、ラブベリからキッズカードゲームを遊び続けてきた古参のファンの一人としては、
「いつか本物のキッズカードゲーム機を一台でもいいから自分の物にしたい」という夢があった訳ですが、
その数年越しの夢が、カプコンの「ワンタメ ミュージックチャンネル」でようやく叶った形です。

ちなみに余談ですが、ワンタメは稼動終了の際、カプコンが筐体をコンバートして
「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の女児向けキッズカードゲーム機として
再利用するという話がありましたが、開発中のバージョンでロケテストを行ってみた所、
あまり人気が得られなかった為、残念ながら製品版の投入はないままお蔵入りになっています・・・。
2012/12/02

「ワンタメ ミュージックチャンネル」カードを大量に譲って頂きました♪

先日、他県のお友達のママに「ワンタメのポンキッキの着ぐるみカード譲って!!」とお願いしたら、
マカロンの箱にカードを大量に入れて宅急便で送って来てくれました

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「押入れにしまいっぱなしになっているより、大事に使ってくれる方に譲りたい」と・・・。
どうもありがとうございますm(*_ _*)m

これがワンタメの「2009春ファニー☆プロジェクト」バージョンで初登場した、
フジテレビの「ひらけ!ポンキッキ」とのコラボカードです。

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FC2のブログに引っ越してきてから一度も触れてませんでしたが、
私は自宅に「ワンタメ ミュージックチャンネル」の中古筐体を1台、個人で所有しております。
昨年、(株)カプコンに電話でレンタル筐体でない事を確認した上で了解を貰い、
筐体を買い取ったアミューズメント施設運営会社さんと交渉して、廃棄前にお譲り頂いた物です。

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筐体のバージョンは「2009秋キュートプロジェクト」仕様です。
カードの補充等は、当然、遊ぶ前に自分でやってます(笑)
その辺はセルフサービスです。

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ブログを見た方から「ワンタメの筐体持ってるの?」と今でもたまに聞かれるので、
譲って頂いた大量のカードで遊びながら、これからまたちょくちょく記事を書いて行こうと思います